ハリボテ主婦、起業家を目指す。

職歴なし専業主婦歴12年、3児の母でもある私が無謀にも起業家を目指して勉強し始めました。

延滞税の恐怖に震えながら税務署に行った話。

あれは約2年前のことです。

個人年金保険(ドル建て)が満期を迎え、

何も考えずに一括受取を選びました。

(一括受取と、年金形式で何年かかけて受け取る方法がある)

 

保険会社から届いた紙には、

総受取額、払込総額、差額利益。

の3つが書かれていました。

読むと、税金が源泉徴収されていないとのこと。

 

税について無知な私は、

「ん? 税金払わなきゃいけないなら向こうからなんか言ってくれるんでしょ??」

と、安易に考えてしまい、そのことはそれきり忘れていました。

 

ひとつ言い訳をするなら、

一番下の娘が生まれたばかりで、身動きが取れなかったのです。

 

税務署からの通知は特に何もなく、あっという間に2年近くが過ぎました。

 

さて、1週間ほど前のことです。

何かで税に関しての記事をたまたま目にしました。

そこには、

「税務署は、延滞税を多く取るために3年泳がせる」

とありました。

 

あれ、もしかしてあの保険、申告しないとヤバいんじゃない!?

 

わたしは慌てて税について調べました。

ちなみに、保険期間は10年、差益はおよそ60万でした。

この、「60」という数字に苦しめられることになります。

 

まず、わかったことは、

保険期間が5年以内の年金保険の場合は、貯金と同じく

「差益の20パーセントが源泉徴収される」

ということ。

 

私のは保険期間10年なので、これにはあたりません。

保険期間が5年を超えるものは、源泉徴収がされず、

また受け取り方によって税の掛かり方も違うとのこと。

 

すでにややこしいっ!!!

 

一括受取をする場合、税の種類は「一時所得」。

一時所得には50万円の控除が!!!これは助かる!!

 

一時所得に掛かる税は、

(差益➖50万円)➗2

の金額に対して掛かるとのこと!

 

私の場合、(60万➖50万)➗2=5万

この5万に対して税金がかかるわけです。

5万に対して掛かる税金ならたぶん1万くらい…?

私は少しホッとしました。

が!

やっぱり申告しなきゃいけないことには変わらなかった!

次にくるのは延滞税の恐怖!!

 

ちなみに、預金なら60万の2割……12万が税金として源泉徴収されてしまいます。

個人年金保険の節税効果ヤバいです。

すでに10万は得したことに。

 

翌朝、さっそく税務署に電話して、

言われたものを全て持って税務署に向かいました。

持って行ったものは、

・保険会社からの書類

・2年前の夫の源泉徴収票

マイナンバー通知カード

・健康保険証

・印鑑

・通帳

の、6つです。

 

「2年も放置したことなんて言い訳したらいいんだろう…所得隠しとか言われたら!???」

 

ドキドキしながら窓口に向かいました。

応対してくれたのは二十代前半と思しき色白の物静かな女子でした。

物静かで動じない感じ…喋り方も静か。

このイメージどこかで……あ!綾波レイ!!

というわけで彼女のことは綾波と呼びます。

 

まず、保険会社からの書類を見せました。

すると綾波は電卓で支払われた総額、

払い込んだ総額をパチパチ計算しています。

差益はすぐ横に書いてありましたが、

敢えてそこ計算し直すんだ……!

 

電卓をパチパチし続ける綾波

税額いくらと言われるのか震えて待つ私。

 

すると、綾波が口を開きました。

 

「この保険は申告しなくて大丈夫ですよ」

 

ええええ!?

なんで!??

 

私の場合、専業主婦なので

基礎控除 38万円」

というものがあるそうです。

 

つまり、(差益➖50万)➗2の課税部分が38万円を超えて初めて申告の対象になるんだとか。

 

つまり、税金は、ゼロ円!!!

さようなら延滞税の恐怖!!!

 

というわけで差益の60万はまるまる手元に残ることになりました。

繰り返しますが、これが預金なら源泉徴収で12万取られている…。

個人年金保険の節税効果!

 

また、副業なしのサラリーマンの場合も、

20万までは控除になるとのことでした。

 

では年金受取をしていたらどうだったか……。

これについては、雑所得になり税金の計算方法が違うようです。

年金受取することにより運用益は見込めますが、所得が増えてどうたらこうたら……。

(年金に掛かる税金は低くても所得全体が増えてそっちで健康保険金額が上がったりなどのおそれもあるようです)

 

詳しくは専門家に相談するのが良いと思われますが、私の場合はわかりやすさで一括受取をオススメしたいです。

 

保険の名義と受取人が同一

保険期間が5年を超える

などなど諸条件はありますが、

個人年金保険の節税効果(と、延滞税の恐怖)を身を以て体験した話でした。